第12回実践勉強会
- 開催内容
- テーマ内容
- 骨量減少により椎体骨折を起こした場合脊柱変形により腰痛を起こしまた脊柱変形により逆流性食道炎、
心肺機能低下などの合併症を起こす。大腿骨頸部骨折を起こした場合、要介護度・生命予後の悪化に。
- 薬局では骨粗鬆症や骨折の危険因子の有無をできるだけ聞き取り、該当者には骨量測定・受診をすすめる。
低体重・4cm以上の身長低下、円背や脊柱湾曲などの身体所見、腰背部痛などの自覚症状、年齢・
月経歴、骨折の既往、食事内容・ダイエット経験、喫煙などの嗜好品、家族歴、薬物服用歴など。
既に治療中の方には必要な栄養素の摂取・日常生活活動の増加等の指導に加えコンプライアンス向上の
ための服薬指導を行う。ビスフォネート類 コップ1杯以上の水は1度に飲む必要はなく白湯でもOK。
週に1度の服用でも副作用の危険度は毎日飲む場合と同じで経済的負担は少なくなる等説明を。
開催表題=第12回 腰痛について
開催日時=平成19年6月21日(木)20:15?21:50
開催場所=大田文化の森 4F
参 加 者=美原薬局:田中、サガワ薬局:佐川・宮澤・嶋田、アサヒ薬局:中畔、
ひろみ薬局:宮田、コーコク薬局:松原、スヤマ薬局:須山、西川薬局:新木、京浜堂薬局:保科。
?:腰痛の原因の1つである骨粗鬆について、武田薬品から説明していただきました。
腰痛の原因は背骨の異常・内臓疾患の他に姿勢の悪さ・肥満・靴・運動不足・ストレス・喫煙など
様々であり服薬指導の際には原因の聞き取りが重要。
原因がわかればこれから紹介するパンフレットなどを参考に、腰に負担の少ない座り方、腰痛を
和らげる運動などお話いていただければ服薬指導加算に結びつけられるのでは。
・腰痛を防ぐために 普段の注意 CODE MY(1)337-1
・わかりやすい腰痛の治療 CODE MB(1)040-1
・腰痛体操のすすめ 無理なくたのしく健康づくり CODE MY(1)320-1・・・いずれもエーザイ
日常動作・正しい姿勢、痛みを和らげる体操の方法まで解説されています。
解りやすい言葉で書かれていて大きさも薬袋とあまり変わらないので患者様に差し上げるのに最適です。
3冊セットでどうぞ!ご入り用の際はエーザイ担当MRに頼んでください。
今回の一押しwebサイト
「腰痛ナビ http://www.lumbar.jp/ 」・・・腰痛ナビで検索してください。
喫煙・肥満・ストレスと腰痛の関係、お役立ちグッズの紹介もあります。
在宅窓口のご案内
・お薬の管理で手間をとられ肝心の仕事ができない
・訪問してお薬を管理してくれる・薬局が見つからない
・間違ってセットしてないか不安
・患者さんが自分勝手に調節してしまってきちんと飲んでくれない
お薬の管理って結構めんどう・・・とお困りごとはないですか?
大田区薬剤師会では在宅に対応している薬局を紹介する窓口を開設しております。